皆さんは「コラッツ予想」という問題を知っていますか?
難しそうな名前に対して実は小学生でも出来る問題のようです!
しかし、こちらの問題は今でも未解決となっている数学の問題なのです。
数学者たちからは「ハマると病む問題」、「底なし沼」と言われています。
でも、問題自体は面白い問題ですので、お子さんと一緒にやってみましょう!
条件としまして、正の整数nを選び、nが偶数であるならば2で割り、奇数になったら3を掛けて1を足します。これを何回か繰り返します。
そして最終的に1になったら終わりです。
例:14という数からスタートします。
14は偶数なので2で割り7となります。
7は奇数なので3で掛けて1を足し22にします。
これを1にするまで繰り返します。
14→7→22→11→34→17→52→26→13→40→20→10→5→16→8→4→2→1
このように1になるまで計算を繰り返えします。
一見なんでも無さそうではありますが、この問題が大変なのは以下の予想があるからです。
「どんな正の整数からスタートしても、有限回の操作で必ず1に到達するであろう」
という予想をローター・コラッツが1937年に予想を立てました。
この予想の問題点は「どんな正の整数」という点です。
つまり、正の整数であるならば、必ずこの方法で1になるというのを証明しないといけないわけです。
それがたとえ、とんでもない数であろうとも・・・
こちらの予想を立てた後、多くの数学者がこの問題の証明に立ち向かいましたが解決できずにいます。
因みに、こちらの問題を証明できると1億2千万円の賞金を手に入れることが出来るようです。
夢がありますね~
もしよければ、証明してみてください。