お子様を塾に通わせたいと思ったときに、集団塾が良いか、個別塾が良いか迷われることがあると思います。
塾運営の立場から、集団塾と個別塾のメリット・デメリットを書きます。
集団塾のメリット
周囲に同学年の生徒がいて、同じ内容の授業を聞くため、程よい緊張感が持てます。
特に、受験生は、志望校合格という共通の目的を持っているため、その緊張感が成長につなげられると、ぐんぐん成長できます。
また、中学受験やハイレベル校を狙う場合は、受験戦略や特殊な問題の解き方を、学習計画に沿って教わるので、ハイペースで多くの学習をすることが出来ます。
集団塾のデメリット
講師は集団を相手にするため、一人一人の様子をつぶさに見ることは難しくなります。
お子様が周りの雰囲気に違和感を感じる場合や、置いて行かれている感を持つ場合は、通塾が辛くなるかも知れません。
個別塾のメリット
各生徒がそれぞれの学習に取り組むので、マイペースで進むことが出来ます。
講師は、一人一人の様子を見るので、生徒の状況や気持ちに合わせて、学習スピードを変えたり、内容を変えることが出来ます。
個別塾のデメリット
マイペースだと、どんどんだらけてしまう場合は、学習効果が薄くなってしまいます。
また、受験生であっても、集団塾よりは、周囲の雰囲気による緊張感は薄くなります。
まとめますと、こうしたお子様がそれぞれに合うと思われます。
集団塾に合うお子様
周りが頑張っているほど自分も頑張れるお子様。
(ただし、そういう性格だと決めつけてしまうことで、本人が辛くなる場合もあるので、逐次、気持ちを確認することが大事です。)
個別塾に合うお子様
個性的な考え方を持っているお子様。
マイペースで学習したいお子様。